ひとりごと。

気まぐれにひとりごとを呟くブログです。

凱旋門のこと

全国ツアーも千秋楽を迎えましたね。
集合日ももう2日後ですね。

ということは、ですよ。

作品が発表されたときから、何かしら情報が出るたびにわき起こる不平不満。
それらを否定するつもりはないけれど、ちょっといい加減憂鬱になってきたので思いの丈を書いておこうと思います。


まず最初に。
私は凱旋門楽しみにしてます。
少なからず思うところはあるけど、楽しみなことに変わりはない。
それから、何を思うかは個人の自由だから、否定的意見を糾弾するつもりはありません。
が、これから書く中で文句は言う。

書いておいてなんだけど、まあ、何が書いてあっても寛大な心で読める…という方でなければ、ここで引き返した方がいいかもしれません。



作品が発表されたとき、まず最初に思ったのは
「え?」
お披露目を終えて2作目、どんどん勢いに乗って行くぞ!というところで理事特出で凱旋門?なんで?

というのが一番最初の正直な感想でした。
でも、当時リアルタイムでは観られなかったけど個人的に思い入れがある作品ではあるので、凱旋門が再演されるというのは嬉しかった。
ショーは「だいきほの雪組のショー」なわけだし。
超ポジティブな言い方をすると、一粒で二度美味しい、みたいな。
なんで?と思ったのはほんとに最初だけだったかな。

それ以降、SNSで不平不満が大爆発してて、そっちに気を取られていたというのもある。


特にトップコンビのファンの方は、そりゃ不満もあるだろうとは思う。

トップ=真ん中、メイン

という当たり前のはずの図式が崩れてしまうのだから。
更に言ってしまえばきぃちゃんが理事に「取られてしまう」わけだし。
親子ほどの差がある二人がカップルとして絡むのが嫌、というのも見かけた。
理事の体力が…とか、チケットが……とか、よくそこまで次々出てくるな、と思ってしまうほど。

確かに、一理ある……と思うこともある。
けど、ちょっと度が過ぎるのでは、と思うことも多い。

色々言いたくなる気持ちはわかるけど、ちょっとその辺にしておいたら?と肩ポンしたくなるときもある。
一々噛み付いてたら、始まる前に疲れちゃうよ。
ジバゴ観た後に「やっぱり歌が…体力が…」って、そんなこと考えながら観てて楽しかった?


以下、ほぼ文句です。
(ここまでもあれだったけど)



この凱旋門に関して、一番憂鬱なのは、理事批判からくる「生徒への批判や楽しみにしている人への批判」
理事が批判されまくるのも見ていていい気はしないし、それによってファン同士がギスギスしているのを見ると、ご本人たちに影響が及びやしないかとそわそわする。

「理事と共演できて嬉しい、勉強させてもらう」と言う生徒たちに対して「そんなこと思ってないのに言わされてる」って……何でわかるの?
超スーパー上級生だし、苦手だと思ってる人はいるかもしれない。
タカラジェンヌだって人間だしね、嫌いだと思ってる人もいるかもしれない。
だけど、全員がそうじゃないでしょ?と思う。
もちろんこれだって推測の域を出ないけど。
理事と共演することを、純粋に嬉しい、光栄だと思ってる人が居ないとなぜ言い切れるの?
「自分がこんなに嫌だと思っているんだから、生徒達だって嫌なはず」……ってこと?
正直よくわからない。
演出家インタビューに文句を言ってる人も見かけたけど、別に批判する人たちを黙らせるために、納得させるために出してる訳じゃないでしょ。


個人を特定できてしまいそうなことを書くのもな…と思ったんだけど、一番カチンと来たことなので書かせていただく。
凱旋門を楽しみだと言ってる人は、理事のことをよく知らずにただ見たいだけ、どうせ1度しか見ない。楽しみだというなら通ってみろ」
というような発言をしている方がいたこと。

こちとら通いたくても通えないんだわ💢

…失礼しました。
でもほんと、そう思った。

贔屓が出てたら通わなきゃいけないルールなんてない。
通う通わないは個人の自由。
1度しか観れない人が、その1度きりを楽しみにするのは普通のことでは?
たくさん通える人が偉いの?
1度しか観ない人は楽しみだと言ってはいけないの?
単純に理事の舞台を観てみたいと思うのは悪なの?

会に入っていたりすれば、色々とあるんだろうとは思うけど。
通いたくなきゃ通わなきゃいいじゃん、と思ってしまう。
特に東京なんていつもチケ難なんだし、観たくない人が無理矢理通うより、1度しか観れない観たい人が行ける方がいい。
通いたくないけど通うのなら、その決断をしたのは自分なんだから、通えない人に対して文句言わないで。
1度しか観ない理由、楽しみにしている理由を勝手に決めつけて文句言わないで。

通いたくないから通わない人もいれば、行けるなら行きたいけど通えない人もいる。
すごく観たいと思っている人が、全員何回も通えるとでも?
やれるものなら、行ける限り通うよ。

思い入れがある作品、楽しそうなショー。
通いたいよ。10回でも20回でも観たい。
でも出来ないんだよ。
だからほんの数回、たった1回に楽しみを募らせてるんだよ。

「だったら通ってみれば?」
その一言で、そんな気持ちを踏みにじられたような気分になった。
まあ、エゴサとかしてるからいけないんだけどさ。

不平不満を言いたくなる気持ちはわからないでもないけど、だからって、自分とは違うプラスの感情を持っている人を批判するのは間違っていませんかね。


あと、あんまり「昔は」と言いたくはないけど、青い鳥/ドリキンの話。
私は当時を近くで見ていたわけではないから、トップファンの方々がどう思っていたかはわからないし、他の組がどうだったかは知らないけど。

どちらも大好きだけど、お芝居でトップコンビが結ばれないこと、真ん中にコムちゃんではなく理事が立っていることへの違和感を拭いきれないまま見ていた作品。
パレードで、理事が組のトップより豪華な羽根を背負い、トップより後に降りてきて、トップより後に挨拶するのを見て、劇団への不信感が募った作品でもあった。

東京公演では、理事とコムちゃんの羽根が色違いのお揃いに変わっていたけど。
でもそれ以外の点で変更はなかった。

この当時の扱いを今でも根に持っているから、カルーセルでたまきちが最後に降りてきて、最後に挨拶したのを見てホッとした。
でも、理事特出による影響を知っていてなお、凱旋門は楽しみ。
知っているからむしろ、今の在り方にあまり不満がわかないというのもあるかもしれない。
ご本人のことが嫌いだと思ったことは1度もないし。


「チケットがはけない」と言う人もいるけれど、SNSに蔓延するマイナス発言が、その原因の一端になりうる可能性があるということを考えたことはありますか。
ご贔屓に迷惑をかけてしまう可能性がゼロではないのだと考えたことはありますか。

批判され、貶され続けているのが自分のご贔屓だったら。
自分の好きな作品だったら。
置き換えて考えてみたことはありますか。

何を思い、何を発言するかは個人の自由だけれど、よく考えてからにしませんか。
私自身も含めてだけど。

糾弾しない、反対意見を批判するなと言っておきながら、そういう内容になっているかもしれない。
ごめんなさい。
集合日が来る前に、気持ちを整理しておきたかったんです。
この話は最初で最後。


以上、個人的意見でした。
長文乱文失礼しました。